就職活動では浜松を中心に企業を探していました。最終的にROKIに決めたのは、人物やポテンシャルを大切にする姿勢に共感したからです。ROKIであれば、大学で学んだことをベースにしながら、さらに新しい知識を習得し、成長していけると感じました。配属先の生産技術部は、開発された製品をどのように製造するか考え、工程設計と生産ラインの構築を行うところです。入社後は、日々学びの連続でした。当初、想像していたよりも生産技術の仕事は奥が深く、もっと知りたい、勉強したくなる、やりがいのある仕事です。
生産技術に配属され、2年目の駆け出しの頃、九州工場へ出張する事になりました。浜松と博多を往復しながら、分からない事は何でも聞き、調べて、考えて、考えて、失敗して、考えて。一番重要なのは「安全第一」、現場で怪我があっては絶対にダメなので、細心の注意を払いました。私だけの力ではありませんが、生産ラインができ、モノが流れ始め、実際に形になっていくプロセスには感動でした。今思えば、あの苦労した経験が今の自分を支えています。言われたことをやるのではなく自分で考え動く。ROKI生技マンのとしての登竜門だったと感じています。
今後は、今担当している成形工程だけでなく、様々な知識・技術を習得し、仕事の幅を広げたいです。成形技術GRは海外工場へ支援に行く事が多いのですが、成形以外で不具合があった時「わかりません」は通用しません。色々な技術を求められます。海外サポート経験が多い先輩達の技術や打開策の多彩さには驚きます。自分も早く追いつき、世界各国どの工場へ行っても頼りになる人になりたいと思います。組立や検査の知識も、自ら聞きに行けば誰もが教えてくれます。皆そうやって自分を磨いてきた人達ばかりです。開発と製造をつなげる生産技術の仕事は、幅が広く大変ですが、やりがいの幅も広く、視野も広がります。