学生時代から英語が大好きで、将来は海外と関わりのある仕事をしたいと思っていました。イギリスで2年間ほど働いた後、地元浜松に戻ろうと考えいたときに出会ったのがROKIでした。前職で営業経験はありましたが、自動車メーカーとの取引は初めて。一からの勉強でした。最初は営業のサポート業務から始まったのですが、段々と仕事を任していただけるようになり、現在は海外営業のフロントラインで働いています。フランス、イギリス、インド、韓国等、海外出張に行くことも多いです。入社前に想像していたよりも、グローバルでダイナミックな仕事に取り組むことができ、自分自身の成長にもつながっていると実感しています。
営業というと、お客様と折衝するイメージが先行しがちですが、社内の関係部門との協力・調整も同じくらい重要な仕事です。一つの製品を受注、設計、生産、販売するまでのプロセスには、研究開発、生産、品質保証、購買、営業等、数多くの部門が関係します。各々の部門には果たすべき役割と優先順位があり、ときに、それらが衝突することもあります。そうした際、私が大切にしているのは相手を尊重し、しっかりと相手の言葉に耳を傾ける、ということです。営業部の都合だけを押し付けても、話は前に進みません。お客様にとっての価値、ROKIにとっての価値をしっかりと考え、今すべきことは何か、ということを部門の垣根を越えて話し合う必要があります。相手が誰であれ、人を尊重し、対話すること。これからも大切にしていきたいことです。
ROKIがこれからも成長を続けるためには、お客様のニーズを捉え、ROKIの技術開発力とグローバルな生産能力を活かした競争力のある提案を行い、製品を受注しなければなりません。それが営業部のミッションであり、責任です。ROKIは過去10年間で多くのお客様と新規取引を始め、現在は国内の全ての完成車メーカーとビジネスをしています。国外においても、フランスのブランチオフィス、ルーマニア工場の設立等、積極的に攻勢をしかけ、徐々に海外メーカーとの取引も増えてきました。その一方で、国内外のプレイヤーとの競争も激しさを増しています。こうした環境の中、自分が今まで培ってきた経験とスキルを活かし、グローバルにROKIのビジネス拡大の一翼を担える存在になることが今の目標です。そう考えると、とてもワクワクします。